今日はピアノを弾く時の
椅子の高さについて。
ピアノを弾く時
「良い姿勢で」
「良い手の形で」
を意識するように
いつも言われますね。
実はもう一つ
「椅子の高さ」
も演奏には欠かせない
ポイントのひとつなのです。
基本中の基本
鍵盤に手を置いた時に
肘から手首、腕が
鍵盤と平行になるように座る
椅子が高い場合
どうなるのでしょう？
身体の重みを利用しやすく
力強い音も出しやすいので
勢いをつけたい時などお勧めです。
気を付けたいのは
椅子を高くすると
自然に手首が上がります。
上手くコントロールできないため
ミスタッチも出てきます。
椅子が低い場合
どうなるでしょう？
重心が下がり
打鍵がしっかりします。
音もテンポも安定します。
椅子を低くすると
自然に手首が下がります。
強い音は出にくくなります。
練習していて
どうしてもうまく弾けないなと
悩んでいる人は
もしかしたら
椅子の高さに原因があるかもしれません。
極端に高低しては余計弾きにくくなりますので、自分の弾き方に合った椅子の高さで気持ち良く演奏してくださいね。
少し気を付けるだけで
音は変化してきます。
お試ししてみてください。
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