ラシドシラ〜 ラシドレミ〜レミファソラ〜ラシドレミというメロディ。
ブルクミューラー曲集の中のアラベスクという曲です。
聴いたことがある方も多いのではないでしょうか。発表会でもリクエストの多い曲です。
弾いてみたいという生徒さんも多くて有名なだけに耳コピーして何となく弾いてしまう傾向があります。
過去には、ある小学生のお仲間で大流行。速く弾くことだけを競って勝った負けたとトラブル。
楽譜をよく見るとスラーやスタッカート、いろいろ書いてある。それを無視して弾いても素敵な演奏にはなりません。
16分音符の細かい音符。
ラシドシラ、ラシドレミのところは速く弾くのがカッコいいと思っている。
指がもたつき粒も揃わずに弾いても上手には聴こえません。
「まずはね、右手からゆっくり弾いてみよう」と言っても
「両手がいい」
「ゆっくりは難しいからヤダ」となる。
それで、いつもの聴きくらべ。
速く速くバタバタの演奏ときちんと弾く演奏を弾いて聴いてもらうとみんな速く速くのほうはありえない〜という。
どこが良くないの〜?
いろいろと発言してもらいます。
音が変
固まってる
速すぎ
リズムがよくない
たま〜に
違いがわからないと驚き👀‼発言も
たくさんの意見が出てきたところでどんな練習方法がよいのか、どうやったら素敵な音になるのか一緒に話し合っていきます。
先生が言う部分的な練習やリズム練習、片手練習が必要だと分かってきます。
憧れの曲やお気に入りの曲は大歓迎。どんどん挑戦して良いと思います。でも、自己流ではなく順序だてた練習もしましょう。