自主性に任せる

子供の自主性に任せています。

大事です。自主性。

 

ピアノは残念ながら自主性だけではかなり難しい。

未就学児や小学校低学年のうちは遊ぶ時間やテレビもゲームも制限してピアノ練習の時間を作ることは嫌がるし難しいですね。ご家庭できちんとスケジュールを立ててピアノに向き合わなくてはなりません。

 

遊びに行ったまま帰ってこない。

疲れて寝てしまった。

このテレビ見終わったら練習しよう!でも見てしまう。

ゲームしてからやるよ!

あてにならず。

ゲームは終わりません。

 

1週間のスケジュールをどんな感じにするのか。必ず何分と決めて練習させようとすると結構大変ですね。お子さんの自主性に任せたら練習の時間はいつになるのやら。

ピアノをやりたいと言ったから始めたという方が大半です。ちゃんと練習するという最初のお約束があったはずなんですね。

 

昔々幼稚園の頃近所のエレクトーン教室に通ったことが音楽のはじまり。

最初はピアノじゃない!と反発しましたがその当時はエレクトーンが大流行。「何時から☆ちゃん。」「♡ちゃんは何曜日に行ってるんだ」など遊び友達がお教室に集合。時々、友達と一緒のグループレッスンもあったり楽しく通いました。

ところが後々ピアノの勉強を始めると事態は急変。レッスンが厳しい。

先生が怖いとかはさておき内容がハード。課題を次のレッスンまでに仕上げる。最後まで。練習をサボろうものなら弾けなくなる。何度も打ちのめされる日々。でも辞めずにうん十年。今があります。


「嫌なら辞めなさい。努力は無駄になるけどね。中身がないまま辞めたらあなたには何も残らないわよ~」

ある先生がおっしゃった言葉。

今でも天国から厳しいご助言が聞こえてきそう(笑)

 

自主性に任せるのは良いですがピアノの場合には毎日のお声がけが必要です。現代はお母さん、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃんも協力して練習を見守るご家庭も増えてきました。


 

毎日の習慣。

家族で楽しみながら続けてみてくださいね。